眠れないことを悩む時間はない
「夜中に何度も目が覚める」「朝早く起きてしまって眠れない」。
不眠を訴える高齢者は多いですが、これは老化現象の一つで、ある意味当たり前のこと。若いころのように眠ることは、もうできないのです。
それなのに「眠らなきゃ」と焦り、睡眠薬を飲んでまで寝ようとする。これはあまりいいことではありません。
発想を変えて、眠れないなら起きていればいいのです。死んでしまえば永遠に眠ることになるのですから、生きているうちに起きている時間が長いなんて、むしろラッキーではありませんか。
眠れない夜は読みたかった本を読んだり、ラジオを聴いたりする。昼間に眠くなったら、そのときに昼寝をすればいい。
「8時間睡眠」などの常識は忘れ、体が要求するままに眠り、起きる。「眠れなくても死にはしない」と開き直った瞬間、不眠の悩みは消えてしまうでしょう。
コンビニは栄養の宝庫「戦略的買い出し術」
料理をするのが面倒なときなどに、コンビニはあなたの強い味方です。「コンビニ弁当は体に悪い」というのはひと昔前の話。むしろ、多品目の食材が使われているお弁当は、家庭でイチからつくるより効率よく栄養がとれます。
ひとつ上の活用をするなら、お弁当に「ちょい足し」をして、たんぱく質を強化しましょう。私が推奨するコンビニ最強セットの例をご紹介します。
●「おにぎり」+「サラダチキン」+「ゆで卵」
炭水化物で脳のエネルギーを確保しつつ、高たんぱく低脂質のチキンと完全栄養食の卵で筋肉の材料を補給します。
●「幕の内弁当」+「冷ややっこ(または納豆)」
幕の内弁当は野菜や魚などおかずの品目数が多く、バランスがいいのが特徴。そこに大豆製品をプラスすれば完璧です。
●「サバの塩焼き(惣菜)」+「インスタント味噌汁(豚汁)」+「パックご飯」
最近のコンビニ惣菜のクオリティは侮れません。魚の脂(DHA・EPA)は脳にもよく、豚汁で肉と野菜もとれます。
●「おでん(厚揚げ・卵・牛すじ)」+「おにぎり(鮭)」
おでんは大根だけでなく、たんぱく質の塊である厚揚げや卵を選ぶのがいいでしょう。体を温めて代謝を上げつつ、おにぎりで炭水化物もしっかりとります。
●「ミックスサンド」+「ギリシャヨーグルト」+「トマトジュース」
パン派の方に。普通のヨーグルトよりたんぱく質が濃縮されたギリシャヨーグルトを選ぶのがポイント。トマトのリコピンで血管もケアします。
●「牛丼(ミニ)」+「温泉卵」+「カップ海藻スープ」
牛肉にはシニアに不足しがちな亜鉛や鉄分が豊富に含まれています。脂っこいからと敬遠せず、ミニサイズでも摂取しましょう。卵でアミノ酸スコアを高め、海藻でミネラルを補えば完璧です。
レジ横のホットスナックも悪くありません。唐揚げや焼き鳥は立派なたんぱく源です。「手軽にエネルギーチャージができる」と前向きにとらえて、おいしくいただきましょう。

