「事務職の求人減少」は止められない
「文系が就きたがる事務職の求人減少」のトレンドは今後も不可逆的に加速していく。AIやDXの普及による事務系の定型業務の消滅が最大の要因で、また事務系もひと昔前に想像していたようなバックオフィス業務だけでなく、高度な専門性やITリテラシーが必要になっており、コンサルティング、法務、経理、経営戦略などの高度な経営知識とリテラシーを掛け合わせた「専門事務」に置き換えられていく。これは日本だけでなく世界的なトレンドである。
人間が就ける数少ない「事務職」のポストには、経営コンサルや戦略コンサルなどでバックオフィス業務をやっていた人が中途で抜かれる形であてがわれ、かれらがAIを駆使しながらどんどん効率化している(残りのパイをさらに少なくしている)状況で、企業側からすれば、いまさらノースキル文系新卒を事務職として採用する理由がまったくなくなっている。
「理系」が文系の上位互換となっていく
もっとも、一般的な大卒の事務系が完全に消えるかというとそうではない。ただしどうしても事務系を採用するという場面では今後は「生産関連事務」が中心となっていく。とくに製造業を中心にその傾向が顕著になる。
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