丸紅にとって過去最大のM&Aとなったガビロンの買収劇。日本初の「穀物メジャー誕生」の裏側に迫る。
「丸紅+ガビロン」で穀物メジャーに
丸紅とガビロンの経営陣。朝田照男丸紅会長(右から3人目)と岡田大介丸紅常務(1番左)。(写真提供=丸紅)
米オレゴン州ポートランドに穀物輸出のターミナルを丸紅が所有したのは1978年。当時、穀物メジャーの一角を占めながら、事実上の倒産となった「クック・インダストリーズ」から買い取った案件だった。この取引から、丸紅の穀物メジャーへの挑戦の道が始まった。
それから35年。今年7月6日に昨年5月に買収を決断し、手続きを進めていた米穀物大手「ガビロン」の買収が、1年以上経ってようやく完了した。
現在、穀物メジャーと呼ばれる企業は、5社存在する。カーギル(米)、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM。米)、ルイ・ドレフュス(仏)、ブンゲ(オランダ)、グレンコア(スイス)である。
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