まずは入門書と詰め将棋から

将棋を始めようという方に対して、私は「まずは駒の動かし方や代表的な戦法を解説した『入門書』を読みましょう。詰め将棋に親しみましょう」と言っています。私も詰め将棋の本を出していますが、詰め将棋は、王手の連続で相手の王様を討ち取る(=詰ます)もの。一手詰め(一手指せば詰み)、三手詰め(一手指して、相手が逃げたり守ったりした後、次の一手で詰み)などの易しいものから取り組むと良いでしょう。

加藤一二三先生(撮影=松沢雅彦)

三手詰めが分かると、将棋の面白さが分かってきます。私自身、小学校4年生の時に初めて詰め将棋の本を読み、「将棋って、なんて面白くて、斬新な魅力に富んでいるのだろう!」と感動したことが、この世界に入るきっかけとなりました。

また同じ小学校4年生の時に、新聞の将棋欄の観戦記を読んで、こういう箇所が目に留まりました。