関係者からも「聞いてない」の声

1月9日、読売新聞さんが「高市首相が衆院解散を検討」と報じた瞬間から、永田町は奇妙な空気に包まれることになりました。まあ、みんな聞いてなかったんですよね。昨年から今井尚哉さんがなんか言ってたなぐらいで。

他方で、高市早苗さんが「働いて、働いて、働いてまいります」と力強く宣言された割に、10日ほど公邸や外交日程で解散意向をシャットアウトしていて、さぞかしすごい政策や公約が打ち出されると思いきや……いきなり2年間食料品に限り消費税廃止とかれいわ新選組みたいなことを言い出し関係者一同イスから落ちる調整が繰り返されてきたわけであります。どうすんだこれ。

もちろん、時限的な減税の検討であり、官邸の面々からも「給付付き税額控除が国会で早期決着すれば消費税減税は見送る」と注釈は付いているわけですが、これはまあ雰囲気にのまれてうっかり減税ポピュリズムに踏み出したと捉えられても仕方がない面があります。高市早苗政権発足当初は、霞ヶ関の面々も割と張り切って高市さんを支えようという雰囲気だったのが一転、さすがに急速に後ずさりをしているようにすら感じられます。大丈夫なのでしょうか。