衆院選で高市自民勝利のカギは若者の「母親」か

理由②:昭和時代を生きた親世代の影響力――若者は誰の言葉を聞くのか

公益財団法人「明るい選挙推進協会」がした「第50回衆議院議員総選挙全国意識調査」(2025年3月発表)によると、18~29歳の情報源は、第1に「インターネット・SNS(51.1%)」、第2に「テレビ・ネット配信(29.5%)」、第3に「家族や知人(10.1%)」となっている。

ネット、SNSやTVが主な情報源となっているが、別の統計にとても興味深いデータがある。博報堂生活総合研究所が2024年の19~22歳を対象にした「若者調査」では、「価値観や考え方に一番影響を与えている」のは母親(41.2%)、同性の親友(32.9%)、父親(20%)という結果が出た。

30年前の同調査と比較すると、かつては「同性の親友」が一番影響を与えていた。ところが、現在では母親(21.6%→41.2%)がトップの座を占めている。