社会保障費の増大が止まらない

では、いったい何が問題なのか?

実は2017年の総選挙の後、当時のメルケル首相は社民党との連立を成立させるための譲歩として、「年金の安定化」を連立協定に入れた。

2025年まで①年金の給付額が最終賃金の48%を割らない(ただし、平均所得者が45年勤続した場合などいろいろと条件はある)、②年金の保険料率が収入の20%を超えないという取り決めだった。