調査コンサルティングを任せて外注費削減

トップライン向上については、AIを「アイデアと試行回数の増幅器」として活用します。

人が月に10個しか出せないアイデアを1000個創出し、高速でウェブテストにかけることができれば、「当然トップラインを増やすことにつながります」。一方、ボトムライン抑制については、「外注費をいかに減らしていくか」が主眼です。単純な調査コンサルティングや、将来的には広告宣伝関連の業務までも、AIで内製化することを目指しています。

さらに、東京ガスが見据えるのは、その先です。業務プロセスを人間に最適化するのではなく、AIの創発性を前提に再構築する「AIファースト」の業務プロセスなのです。これは、単なる効率化ではありません。人間の発想を超えたプロセスをAIに考案させることで、事業構造そのものを変革しようという野心的な試みといえるでしょう。