イギリスに難民を押し付けるEU各国
ロンドンを拠点とする新聞「スタンダード」によれば、数多くの難民を受け入れているヒリンドン市はヒースロー空港が近くにありますが、予算不足で破産状態。2025年の夏には3000名近くの難民が滞在しています。その多くは外務省が借り上げたヒースロー空港周辺のホテルに滞在しているのですが、予算が足りないのでホテルから出される難民もいます。
支援不足で難民は市内の公園でテント生活をしています。
難民は「政府は理不尽だ」と悲鳴を上げているのですが、政府はどうすることもできません。
また、本来なら難民は入国した「最初のEU国」で難民申請しなければならないのに、彼らが上陸したギリシャやイタリア、フランス、ハンガリーなどは無視状態で、さまざまなルートで難民をイギリスに送りつけてしまうのです。
一番ひどいのはフランスで、イギリスが毎年難民支援費用を払っているのに、難民が乗ったボートをフランスの沿岸警備隊が警護してイギリスに届けてしまうという有様。しかしイギリスはボートを沈没させるわけにもいかないので仕方なく受け入れています。


