老舗は消え、ラグジュアリー化が止まらない
京都市の発表によると、2024年に市内を訪れたインバウンド観光客は1088万人。前年比で何と53%も増加し、日本人観光客(809万人・14%減)を初めて上回った。これらの人々は日本滞在中に平均20万円以上を消費しており、比例して宿泊にかける費用も上昇した分、各ホテルとも宿泊料金で強気の値付けを実施するようになったのだ。
ただ、京都でインバウンド観光客が多いのは、今に始まったことではない。なぜ、各ホテルは高価格帯をつけるようになったのか? 要因は「大手・外資系ホテル進出」「老舗ビジネスホテルの淘汰」、そして「猫も杓子もラグジュアリーホテル化」だ。
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