見逃せない客の高齢化と若い世代の台頭
物価高にもめげず堅調な経営をする個人店には、店舗が持ち物件のところが多い。そして、スタッフは家族。昭和の時代から見られるミニマムな経営方法が、経費を最小限に抑え、あまり値上げをせずにやっていくのを可能にしている。体力の限界で閉じる店は今後も出てくるけれど、外に修行に出ていた子どもが跡を継ぐケースもあり、当分は緩やかな減少にとどまると考えられる。
ここで注意したいのは、店主の高齢化より、むしろ客の高齢化だ。
町中華に通って感じるのは、数十年通っているであろう常連客の多さ。常連客は経営を安定させるために必要不可欠な存在だが、彼らも店主とともに年齢を重ねているため、若い頃のように飲み食いはしない。見方を変えると、流行っている店が“老人クラブ”化しないのは、常連客に支えられつつ下の世代にも受ける味やメニューを提供しているからだろう。
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