影武者のItやYouを上手に使う

所要時間を伝えるとき
It takes about an hour.

(影武者のit:時間を示す)/かかる/約1時間

所要時間には主人公がいないので「影武者:時間のit」を主語に。〈It takes + 時間〉は移動・上映・勉強・調理などに「かかる時間」を伝える万能のパターンです。

同じ「かかる」でも、費用がかかるときは〈It costs + 金額(例:three dollars)〉を使います。

天気を説明したいとき
It's sunny but windy and a little chilly today.

(影武者のit:天気を示す)/=(イコールの意味)/晴れている でも 風があり 少し肌寒い/今日

天気の話も主人公がいないので「影武者:天気のit」を。会話ではIt isはIt'sと短縮されることがほとんどです。chillyは「肌寒い」ときに使え、sun(太陽)、wind(風)に-yをつけると、天気をあらわす形容詞になります。

目の前の人を「賢いね」とほめるとき
You are so smart.

あなたは/=(イコールの意味)/とても賢い

目の前の相手をほめるときには主語Youを忘れずに。

目の前の人に「使っていいよ」と言うとき
You can use my phone.

あなたは/使える/私の携帯電話を(→どうぞ使って)

ものを貸すときの「私のをどうぞ、使っていいよ」はYou can use…がシンプルな提案の表現です。店舗などではFeel free to use this.と言えばていねいな表現に。渡すときはHere you are./Here you go.(どうぞ)が使えます。

スマートフォンを借りる
写真=iStock.com/Rouzes
※写真はイメージです