宮女が9000人に上った時期も

皇帝と同衾するのは、制度上は后妃だけだが、皇帝の権力は絶対である。ごくまれではあるが、女官や宮人が皇帝の「お手つき」になるケースも、ないわけではなかった。

康熙帝
写真=Wikimedia Commons
清の第四代皇帝、康熙帝(国立故宮博物院蔵/CC-PD-Mark/Wikimedia Commons

なお、後世は、后妃・女官・宮人など後宮女性全体を漠然と指して「宮女」と呼ぶことが多い。康熙帝こうきてい(※)が明末の「宮女」は9000人にのぼった、と言ったのも、女官だけでなく、宮人や后妃も含めた数であろう。

※清の第4代皇帝