距離感を作りつつ、相手を見極める

万が一、どうしても連絡先を交換しなければならない場合、私はあえて、交換したお客様の連絡先に対し、「これは営業のLINEですよ」「クラブのLINEなので営業の連絡しています」というスタンスを伝えます。

そして実際に送るのは、お店のイベント情報など、営業に関する内容ばかりです。このように対応することで、お客様は「これはママ個人とのやり取りではなく、お店の公式LINEのようなものだ」と認識し、プライベートな内容や、執拗な連絡を控えるようになります。

「クラブ由美」オーナーママの伊藤由美さん。2025年撮影
筆者提供
「クラブ由美」オーナーママの伊藤由美さん。2025年撮影

このテクニックは、お客様を遠ざけるためのものではなく、「ちゃんとお客様になってくれるかどうかっていうこと」を見極め、ビジネス上の関係性を明確に定義するためのものです。連絡先交換をお店への来店を促す「種まき」と捉え直すことで、お客様を不快にさせずに、かつ営業上の成果につなげているのです。