良い言葉を使う習慣を 

柿本人麻呂かきのもとのひとまろの和歌に、「磯城島しきしま大和やまとの国は言霊ことだまの助くる国ぞ まさきくありこそ」というのがあります。

「日本の国は、言霊の力によって幸いのもたらされている国なのです。ですから、どうぞ御無事に、幸いでおいでください」(高木博『万葉一首一話』双文社出版)といった意味になります。

日本では古くから「言霊」といって、「言葉には霊が宿る」と考えられてきました。「口に出すとそのとおりになる」ということが信じられてきたのですね。