親族に連絡しても、1人も来なかった

では、ひとり暮らしで家族がいない場合はどうなるのか。

遺体の身元がわからなければ、当然ながら引き渡しはできない。いくらエンディングセターが死んでからのことを委任契約によって受任していても、そのことを警察も十分理解していても、ご遺体が契約者本人であることが判明しなければ、何も動くことができないのだ。

警察も困った。そこで、エンディングセンターが本人から提出されていた戸籍謄本を警察に見せ、警察が親族に連絡をとった。その結果、親族は誰も身元確認および遺体の引き取りには来なかった。