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ダイソンより高いが、すごく便利…「撫でるだけで毛玉が消える」幻の工芸品・南部箒の奇跡の復活ストーリー
高倉工芸の高倉清勝社長
毛玉取り用に作った南部箒。岩手県九戸村の気候が生み出す「縮れた穂先」が特長だ
JR二戸駅から車で1時間弱。岩手県九戸村戸田の作業場は山に囲まれた小さな集落にあった
高倉工芸。左奥にあるのが事務所、右奥に作業場がある
農閑期に作られていた箒を村の工芸品に押し上げた
箱の中に大切に保管されていた1本100万円の南部箒
最高級のホウキモロコシを使った。強く縮れた素材を集めるだけで3年かかる
事務所の近くにあるホウキモロコシの畑。刈り取りはスタッフが手作業でおこなう
訪問した時はあいにくの雨。軽トラックに刈り取ったホウキモロコシを積んでいく
ホウキモロコシの穂先
刈り取ったホウキモロコシを選別するスタッフ。大きさ、長さ、縮れ具合を1本ずつ確認する
選別したホウキモロコシの束を脱穀機にかける
年季の入った脱穀機はいまだ現役
選別と脱穀を終えたホウキモロコシの束
選別・脱穀したホウキモロコシを釜茹でにする。穂先から、芯から、それぞれ十数秒ほど。ホウキモロコシはあっと言う間に鮮やかな緑色に変わった
釜茹でにしたホウキモロコシをビニールハウスで乾燥させる。その後再び選別し、編上げ、綴じ作業の工程に進む。刈り取りから1年以上をかけて南部箒が完成する
縮れた穂先の特長を熱く語る高倉さん
持ち手に足跡がデザインされたペット用箒。倉庫には様々な大きさの箒が保管されていた
55万円の長柄箒。穂先の縮れが強く、密度が高い
3万円台の箒もある。同行した編集者が購入し、ダイソンの掃除機と一緒に愛用している
海外展開には手応えがあるが、思い通りに進められないことも多い
人材確保が喫緊の課題だという
一度使えば南部箒の魅力に気づいてくれる。高倉さんは「きっとほしくなるはず」と胸を張る
九戸村から世界を目指す挑戦はこれからも続く
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