ラブホテルでは「角部屋」を避けたほうがいい。なぜなら「盗聴」のリスクが高いからだ。日本における盗聴器発見の第一人者、東和通信社代表の藤井正之氏は、「特に高層階の角部屋は電波が広く届く。盗聴犯を訴えることは難しく、注意するしかない」と指摘する――。
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盗聴器を発見するのは非常に難しい

そもそも盗聴器とは、どのような機械なのだろうか。

「盗聴器は、集音マイクによって周囲の音を拾い、その拾った音を電波にして飛ばすものです。盗聴器の大きさはマッチ箱程度の小さなものから、大掛かりなものまでありますが、あまり大きくないものが主流ですね」(藤井氏、以下すべて同じ)

相手のプライバシーに無断で踏み込む、といった点では、盗撮と盗聴には近い部分がありそうだが、仕掛ける側にとって、盗撮に比べて盗聴のほうが優れている点はあるのだろうか。

「盗聴器のメリットとしては、『仕掛けている相手に察知されづらい』という点がまず挙げられます。盗撮の場合、『レンズを相手に向けなければ撮影できない』という制約があるため、設置したことに気づかれてしまうケースが多いですが、盗聴器は極端な話、壁の裏側に設置しても機能します。そのため、仕掛けられた側が発見するのは困難を極めます」