生き残らなければならないと考えた最大の理由

そして、3つ目のゼミ生に関しては、私が生き残らなければならないと考えた最大の理由にもなった。

私の大学では、1年生の秋に、ゼミに参加する学生の選考を実施している。ガン宣告を受けたときは、すでに選考を終えていたが、ゼミの授業は2年生になった2024年4月から始まるので、私はゼミ新入生たちに、自分の考えを何ひとつ伝えられていなかった。

それは、あまりに無責任だと考え、少なくとも彼らに「モリタクイズム」を叩き込むために必要な6カ月間は生き残っていたいと考えたのだ。