内向型人間の会話術3 共通点を探る

次に相手と自分の共通点を探ります。

「内向型人間の会話術②」で相手に質問をして答えてもらう中で、共通の趣味があったり、同じ地方に住んでいたことがあったり、何らかの共通点があればそこをピンポイントに広げていくことができます。

あとは、できるだけ共通の知り合いを探そうとします。共通の知り合いがいれば、その人と自分とのエピソードを披露するなどすると相手に親近感を持ってもらえます。もちろんその共通の知人を下げるようなエピソードはNGで、「遅くまで飲んで泥酔してアパートまで担いで帰った」ぐらいの微笑ましい話がいいと思います。

あるいは相手と共通の知人が知り合ったきっかけを聞くと、それはそれでまた話が広がっていくものです。そこで話が盛り上がったら「3人会」を開くという話に発展する場合もあります。

「3人会」とは私の勝手な定義で「共通の知人を介した3人での食事会」のことです。

内向型人間の会話術4 話が途切れたとき、沈黙が続いたとき

相手と話しはじめても会話が続かないという悩みは、内向型人間にとってはありがちかもしれません。そんなときも、やっぱりお助けは「質問」です。

相手に話をしてもらい、「聞き役」に徹すれば、話題に困ることもありません。

そこでのコツは質問をしたら、一問一答で終わるのではなく「深掘り・横展開」していくことだと思います。

会話が続かないという人は「一問一答」になっていないか、チェックしてみてください。あるいは、最近聞いた面白い話(あるある話)を3つぐらい用意しておいて沈黙が続いたときに、その話を提供することで話を盛り上げるのもいい作戦です。

あとは話が途切れてもあまり気にしないことも大事だと思います。「途切れてもいい」と開き直れば、気がラクになります。