2 苦手な自由研究のテーマを決める

自由研究も世の親たちの頭を悩ます夏休み問題の一つではないでしょうか。本当は、指示や指定されずに自分のやりたい研究をやってみるいい機会にしてあげられればよいのでしょうが、子どもが自由に何をどうしたらいいのかを一人で決めるのはやはり難しいですし、夏休みなので先生に聞くこともできないので、親のサポートが必要かと思います。ただ、親は教育のプロではないので、学年や習熟度にあった学習を後押しするような自由研究を考えるのもなかなか難しいでしょう。

最近では「宿題代行サービス」なるものも出回っているようで、正式に文部科学省が「宿題代行」への対応についてという各ECサイトとの合意文書を発表しています。宿題代行のサイトの出品が発見されたら即座に商品を削除するというものです。個人的にはいくら大変とはいえ宿題を代行してもらうなんてどういうことなんだ⁉ と思いますが、親への負担が大きいことの表れなのかもしれません。

ちなみにわが家では、自分でできる自由研究をするという方針にしています。私自身、自由研究が得意ではなく、どうしたらいいかわからなかったタイプなので、子どもたちにも自分でできる範囲でやってみようと話しています。

よくやったのは料理を作ってみたレポートです。夏休みは食事を作る回数が増えるので、料理をテーマにすると子どものお手伝いと自由研究とができて一石二鳥です。給食で出てくる大好きな揚げパンを作ってみたり、絵本に出てくる料理を作ってみたりしています。

わが家にとって自由研究はちょっと大変な宿題で、正直負担ではあるのですが、わが子の通う小学校の以前の校長先生は校長先生自身が毎年自由研究をされていて、それを新学期の学校だよりでレポートしてくださり、毎年それを読むのが楽しみでした。自由研究はこんな感じでやればいいのかという参考にもなりました。

学校からももう少し自由研究をどうしたらいいかわからない親子に対するフォローがあるとありがたいかもしれませんね。

夏休みが近づくと自由研究に使えるワークショップなども多く開催されるようになりますが、日本ガイシのNGKサイエンスサイトは自由研究の参考にオススメです。簡単な材料で自宅でできる自由研究がたくさん掲載されており、子どもの「これやってみたい!」に応えることができます。

画像=日本ガイシ「NGKサイエンスサイト」より

夏休みの宿題を最終日に残さないように、7月中には自由研究は何をするかを子どもと相談し、決めておきましょう。