応援のルールも必要だ

無論紳士淑女を野放図にしてしまうものこそ野球の醍醐味で、そんな野球の行く末を案じた新渡戸稲造らが明治時代に「野球害毒論」(連載名「野球と其害毒」)を朝日新聞に連載していました。

立川談慶(著)的場昭弘(監修)『落語で資本論 世知辛い資本主義社会のいなし方』(日本実業出版社)

そこで提案です。ルールとしての応援の節度を明文化するのは野暮なのかもしれませんが、せめて「アルコール類の飲酒と発売は中止」というわけにはいかないでしょうか。甲子園球場の経営に水を差したくはないのですが、確か「塾歌」は飲酒時には歌ってはいけないという規則を大学1年の時に教え込まれたこともふと思い出しました。

重ね重ね、あの応援を不快に感じた方々ごめんなさい。その場に居合わせたわけでもなく、お門違いみたいですが、こんな下積みの長かった不器用でドジな慶應関係者もいますよとご理解ください。長くはなりましたが高校野球のますますのご発展と、そして慶應高校、仙台育英高校両校のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

そして、近著『落語で資本論』、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

ゲームセット。

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