「メイン」はつみたて投資枠、成長投資枠は「楽しむ投資」
新NISAでは、この「つみたて投資枠でのファンド積み立て」をメインとしたうえで、資金的に余裕があれば(さらに言えば、知識・精神的にも余裕があれば)、サブとして、「成長投資枠での個別銘柄のスポット買い」が推奨されることが多いです。
実際、私自身も、そのようなスタンスで投資をしております。
ただ、投資好きの私としては、「成長投資枠での個別銘柄のスポット買い」はサブではなく、「つみたて投資枠でのファンド積み立て」と同等、いや、むしろこちらをメインとも考えています。
なぜなら、ファンド積み立ては、圧倒的につまらないから。
ファンド積み立ては手堅い投資法で、安心感・安定感はあるのですが、ファンドは分散投資であるがゆえに、その投資対象が見えにくいのです。
その点、個別銘柄への投資は、投資している対象(企業)がハッキリしているので、一点集中というリスクはありますが、その満足感・充実感はファンドとは比較になりません。
もっとも、投資にそんな満足感・充実感を求めないのであれば、あえてリスクの大きい、また、知識や経験が必要とされる個別銘柄ではなく、ファンド積み立てで十分でしょう。
しかし、私は「楽しんでこそ投資」と思っております。
成長投資枠で買った「マンダム」と「カシオ計算機」
さて、そんな個別銘柄の選択において、私が一番に重視しているのが、「身近で、よく知っている企業」、そして「応援したい企業であること」です。
これこそが、投資の原点と思っています。
投資の世界の格言に、「銘柄にほれるな」がありますが、ほれることこそ、投資の醍醐味だと、私は思っています。
そんな思いで、先日購入したのが、「マンダム」と「カシオ計算機」です。
マンダムは、「ギャツビー」「ルシード」などでおなじみの男性化粧品首位級の企業。
汗っかきの私は、昔からマンダムの汗拭きシートを愛用しており、また、50歳手前となり、最近は美容も意識するようになったこともあり、大いに関心を持っている企業です。
カシオ計算機は、腕時計、電子辞書で高いシェアを誇る企業。
私は腕時計好きでして、カシオのG-SHOCKは、日本が誇る商品だと思っていますし、また、オシアナスの美しさやプロトレックの機能性など、その商品力にほれこんでおります。