微かな光を灯すだけで、闇は消えてしまいます。おなじように、ちょっとしたポジティブなことばにも、人を救う力があります。
続きを読む人生のどん底から救ってくれた中村天風の教え
『すべてはよくなる』(プレジデント社)
- 著者 沢井 淳弘
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京都産業大学名誉教授1939(昭和14)年、大阪に生まれる。京都大学英文科卒。京都産業大学名誉教授。京都市在住。大学に入学してすぐに原因不明の病気を患う。郷里の広島に帰り治療を行うもなかなか回復せず、その頃「人はなんのためにこの世に生きてきたのか」という人生の根源的な問題について悩み始める。キリスト教や仏教の本を読み漁り、ますますわからなくなり絶望的な気持ちに陥っていたとき、伯母の強いすすめで、心と身体の真の健康を確立する方法として「心身統一法」を創案した中村天風(1876-1968)の講話を京都で初めて聴く機会に恵まれ、それがきっかけで人生が変わり始める。以来、12年間にわたって薫陶を受ける。 中村天風亡き後も、瞑想やことばの自己暗示法の実践・研究を続け現在に至る。「ことばの自己暗示は、私にとっては、魔法のようなものです。だから、私はだれにも負けないほど熱心に、自己暗示を実践したいと、心に誓っております」(著者「あとがき」より)。 主な著書に『中村天風から教わったやさしい瞑想法』(プレジデント社)、『心を空にする~中村天風「心身統一法」の真髄』(編著、財団法人天風会監修、飛鳥新社)ほか。9月29日に最新刊『それでもよくなる──わが師中村天風に教わったことばの自己暗示力』を上梓。<この著者の他の記事> ことばの自己暗示力実践法