資格や専門スキルよりも「実務実績」
〈答え〉NO! 資格や専門的なスキルは、いわば「足の裏の米粒」のようなもの。取らないと気になるけど、取ったからといって腹を満たすものではない。
・「転職先にアピールした点」を聞いたところ、もっとも多かったのは「これまでの実績」で、年齢が高いほどその傾向が強かった。
・一方、「採用選考でもっとも評価されたと思う点」を挙げてもらったところ、40代後半~50代の半数近くが「これまでの実務実績」を挙げ、「資格」(50代4.6%)、「専門的なスキル」(50代12.2%)を大きく上回った。
・自己アピールする際に「前職の勤務先」を挙げた人が、30代では5%だったのに対し、40歳以上では10%を超え、50代は13.8%ともっとも多かった。ところが、「採用選考で評価された」としたのは、たった1.3%しかいなかった。