独自色が顕在！いま、腕時計の進化がおもしろい

VACHERON CONSTANTIN
ヴァシュロン・コンスタンタン

「マルタ 100周年記念モデル」

ブランド初のトノー型ウォッチを発表したのが1912年のこと。それから100周年のアニバーサリーイヤーに登場した記念モデルは2針、薄型のシンプルウォッチだ。優美さの中に緊張感が張り詰めた独特のトノーケース、サンドブラスト仕上げが施された文字盤、アールデコを象徴するローマンインデックスなど、シンプルな意匠に宿るクラシシズムがいかにもヴァシュロンらしい。ジュネーブシール取得の「キャリバー 4400」を備える。

VAN CLEEF & ARPELS
ヴァン クリーフ＆アーペル

「“ミッドナイト ポエティック ウィッシュ”ウォッチ」

“ポエトリー オブ タイム”という独自の視点から叙情的な時計づくりを展開するヴァン クリーフ＆アーペル。この新作は、2時位置のリュウズを操作すると男性が時を示す位置まで前進。同時に向かいから雲が近づき、双方が出会うと夜空に流れ星が現れて分を表示する。これらのオートマタが作動している間に、5分単位までの時刻を音で知らせる5ミニッツリピーターも作動。発想や機構に加え、伝統技法を駆使した装飾はまさに芸術作品の域。