日本への帰国だけは絶対に避けたい
「眞子さんが考察の題材にした作品に描かれたのは、夫が妻から離れている間に起きた『夫婦の危機』だった。その危機は、妻が信じた一遍上人という聖人がもたらす奇跡によって、解決されていく──」
何やら現在の眞子さんの内面をうかがわせる“意味深”な内容だ。たしかに、今のNY生活は、眞子さんが思い描いていた「理想」とはかなり違ってきていることは間違いないようだ。
「眞子さんはどんな気持ちでこの解説を書いたのか。小室圭さんの生活基盤の安定を信じて結婚を推し進めたにもかかわらず、彼は弁護士試験に落ち、法務助手としての勤務を余儀なくされた。PTSDを患った眞子さんが意を決して働かなければならないほど、ふたりを取り巻く状況は深刻なのかもしれません。
ただ、眞子さんが選んだ作品は、そのような絶望的な状況でも、自分が強く信じて疑わなければ、いずれ“奇跡”が起きて、夫婦は救われる、という希望を与えてくれるものではないでしょうか。それだけに、いまのニューヨーク生活の袋小路が際立つ内容になってしまっていることは、皮肉としか言いようがないですが……」(宮内庁関係者)
そんな彼女が絶対に避けたいのは日本への帰国だという。
理想の海外生活が実現できない中…
「眞子さんが描いていたのは、小室さんがニューヨーク州の司法試験に合格して弁護士になるという青写真だったのでしょう。しかし、小室さんは昨年夏の試験に落ちた。年収は、当初目されていた2000万円に遥かに及ばない、600万円程度とみられています」(皇室ジャーナリスト)
世界でも指折りの物価の高い街ニューヨークで暮らし、それでもなお、「元皇族」としての品位を保たなくてはいけない。十分なセキュリティーも求められるしテロも心配だ。
その上、眞子さんは約1億4000万円とされた結婚一時金の受け取りを辞退している。将来への不安を覚えるのも無理はないだろう。
女性セブンは、眞子さんは夫の再試験の結果を待たずに、2月初旬の時点でMETでの“業務”である解説文書をしたためたと見ている。
「眞子さんにとって何よりも避けたいのは、『日本への帰国』なのだと思います。小室さんが不合格(前回の司法試験=筆者注)となり、ニューヨーク生活の先行きは暗路です。理想の海外生活が実現できない状況で、業を煮やした眞子さんは次の一手を打つしかなかったのでしょう」(宮内庁関係者)
女性セブンがMETに取材を申し込むと、日本のメディアだと分かった途端に態度が硬化したという。そして「われわれの常駐スタッフに、マコ・コムロなる人物はいません」と回答したそうだ。
眞子さんがMETに就職したという確たる裏付けはないが、彼女が「共稼ぎ」への第一歩を踏み出した可能性はあるのかもしれない。