仮に東大まで推薦で入学するとしたら…

週刊朝日(3月4日号)によると、昨年の筑附高からの東大合格者数は29人。日比谷63人、開成144人に比べるとかなり落ちるが、それでも学年で50番以内にいないと、合格は難しいかもしれない。

そうなれば、東大一直線と、昼夜を分かたず勉学に励まなくてはならないはずだが、そこは、未来の天皇だから、紀子さんをはじめ宮内庁が手を打ってくれるはずだ。

秋篠宮や紀子さんのつながりで、東大とは太いパイプがあるといわれている。毎年、東大は学校推薦型選抜(推薦)の合格者を100人程度受け入れていて、サンデー毎日(3月6日号)によると、1校当たり、推薦できる人数は男女2人ずつ計4人とされているようだ。

今年は、薬学部に筑附高の名前がある。悠仁さんは農学部志望といわれているが、4人が推薦で合格している。

だが、仮に東大まで推薦入学で難なく入学するとしたら、悠仁さんは、「僕の人生はなんでも思い通りになる」と勘違いしてしまうかもしれない。

中学入学時に、こんなことがあったと、週刊新潮(同)で皇室ジャーナリストが話している。

一生徒の入学を「光栄だ」と祝福する異例ぶり

「19年4月に行われたお茶の水附属中の入学式では悠仁さまが新入生114人を代表して挨拶をなさいました。『それぞれが持っている力を大事に伸ばし、可能性や視野を広げていきたい』などと宣誓されたのです。

お茶の水側は、悠仁さまが代表に選ばれた理由について“学業や人格的成長を総合的に判断した”としていましたが、そもそも新入生代表の挨拶自体、お茶の水中では過去になかった。つまり、学校側が率先して悠仁さまを“特別扱い”したわけです」

もしそうだとしたら、皇室という特権を幼いころから利用して、新入生代表になり、宮内庁か親が書いた文章を読み上げたということになる。それはどう考えても本人のためにならないのではないか。

今回の筑附高合格でも同様のことが行われたのかもしれない。悠仁さんの入学を機に、生徒たちの父母からの問い合わせが多いため、筑波大学が、天皇の誕生日会見を避けて、翌日の2月24日に会見を開いた。

そこで、永田恭介学長は、「『おめでとうございます』と申し上げたい。学校のモットーや教育コンテンツを気に入られたのなら光栄なことだ」と述べたという。

大学附属の高校に入学した生徒に対して、学長が、「光栄だ」ということ自体、私には納得がいかない。