転職するか迷ったとき上司に言うべきこと
年商10億円、従業員50人程度の典型的な中小企業の場合を想定してみよう。まず、社員がやらねばならないことは、“自社がコロナ騒動でどのくらい経営に影響を受けたか”を知ること。
つまり、売り上げがどのくらい減少して、利益にどのように影響するのかを数字で把握することが基本である。
できれば決算書や月次試算表などを見ることができればよいが、中小企業の場合、財務関係の資料が開示されていない場合が多い。
そのような時は、社長なり上司に「自分はこのような時に会社の役に立ちたいので、会社の経営状況を教えてほしい」とお願いしてみる。
その時に、社長や上司の受け答えであなたのこれからのビジネスマンとしての行き方が決まる。「それは良いことを聞いてくれた。ぜひ、協力してほしい」という答えなら、素晴らしい社長だ。あなたは彼と一緒に頑張ることでこの会社は復活できる。
なぜなら、社長は、社員たちとワンチームでこのコロナの襲撃に立ち向かおう、との気持ちに満ちているからだ。
一方、「そんなことは俺に任せておけばいいんだ。君は余計な心配をしないでいい」という感じの答えなら、会社の将来性は期待薄。まして、この困難な時期を乗り切ることができない可能性が大である。
世の中が落ち着いたころを見計らって、もっと将来性のある会社に転職することも、身を守るすべかもしれない。
経営者にあなたの出した“踏み絵”を踏ませることで会社の将来が分かるのだ。これを見分けることができれば、あなたも一流ビジネスマンの道を歩んでいることになるだろう。