上の世代は少し「目線」を変えてみる
実際問題として、思うように若手が動かないことに不満を持つ管理職は少なくない。だからこそ、知るべきなのだ。彼らを能動的に動かすには、上の世代が少し目線を変えてみるのが手っ取り早いということを。それは若手の能力を信用することであり、同時に若手のミスをカバーできるだけの力が自分に備わっていると、自らを信用することでもある。
「また、個々の見せ場をつくってやることも大切。それは必ずしも仕事でなくても構いません。たとえば元サッカー部の奴なら社内のフットサル大会など、スポットがあたる機会が必ずあるはず。そしてそれは、普段は見えない彼らの個性をさらに知る機会でもあるんです」
各々の個性を知れば、彼らの原動力の所在もきっと見えてくるに違いない。
1984年、栃木県生まれ。2013年9月美容室「OCEAN TOKYO」設立。現在6店舗を展開。業界のレコードを次々塗り替える。