5年相対生存率は93.6%、10年相対生存率は81.7%

今年発表された最新データによると、がん患者全体の5年相対生存率は69.4%、10年相対生存率は58.5%となっている。ということは、がんと診断されても、5年後なら約7割、10年後でも約6割の人が生きているということである。

乳がんについては、全平均で5年相対生存率は93.6%、10年相対生存率は81.7%という結果だった。全体と比べると、高い生存率であることがわかる(図表3参照)。

▼生存率の向上でがん治療費の長期化・高額化

おそらく、今後もがん医療の進歩によって、生存率は向上していくだろう。ただ、がん患者としては、生存率が伸びたことを単純に喜べない状況もある。なぜなら、がんと共に生きる期間が長引くことによって、「がん治療費の長期化・高額化」と、「仕事と治療の両立」の2大問題が顕在化しているからだ。

▼第2回目はこちら
http://president.jp/articles/-/22767

関連記事
娘はまだ6歳、妻が乳がんになった
アンジーが決断した「乳房・卵巣・卵管」を切除するという選択
30、40代の女性が知っておくべき「がん4種」の治療法
「がん」になると、費用はどれくらいかかるのか?
がんと診断されたとき、慌てず騒がずすべき4つのこと