即効チャージ!新年度、元気をなくした子の親の心得5
【元気をなくしてしまった子への賢い対処法1】
子どもには詰問しない
子どもは親が自分のプライバシーにうるさく口を挟むことを嫌う。中学生(あるいは小学校高学年以上)ともなれば、親離れに向かう時期で「ほっといてほしい」ということが一番の望みになりやすいのだ。
ただし、子どもは「ワガママな自己中」であるので、指示命令を一切せず、自分がしゃべりたい時にだけ黙って聞いてくれる親を求めている。
心配のあまり詰問しがちであるが、ここは「親のスッキリ」よりも子どもの「スッキリ」を優先させよう。子どもが「親に話してもいいかなぁ」と気持ちを委ねることができる環境作りをまずは目指すべきである。
【元気をなくしてしまった子への賢い対処法2】
生活習慣を乱さないように努める
朝はきちんと起こし、食事を用意し、身支度を整え、清潔な暮らしをさせる。そうした生活リズムを崩さないようにすることもかなり大切になる。特に中学生以上の子どもの睡眠時間確保については難しくなっているが、日々のリズムを乱さないように努めたい。
【元気をなくしてしまった子への賢い対処法3】
家庭はチャージ機能だということを心する
「男は敷居を跨げば七人の敵あり」とはよく聞く話だが、きょうびは子どもでも疲れ切って自宅に戻ってくる場合がある。その時に「ホッ」とできる空間を用意してあげられるのは、特に母親なのだ。
家族との団欒タイムやくつろげる空間作りは子どもの元気をチャージする。できれば、そこで「笑い」の要素を意識すると、子どもの元気も満タンになりやすい。