初の出資を決めた「奇跡の資料」
【1】出資先を募るために用意した2種類の資料
起業3年目の2008年当時、出資・提携先を探す際に使用していた資料の表紙。501社目で出資が決まった伊藤忠との最初の商談でも使用。相手のニーズによって話を変えられるよう、ミドリムシ(ユーグレナ)の説明をする資料とユーグレナの企業紹介をする資料の2部を作成し、持ち歩いていた。
【2】相手に合わせ、「ビジュアル重視」と「データ重視」を作り分ける
2回目以降の訪問では、資料を相手に合わせて作りこんでいく。特に担当者の上長と会うときは、事前にタイプをリサーチ。感情に訴えたほうがよいのか、正確に数字を伝えたほうがよいのかを把握し、資料に反映していった。伊藤忠の場合、キーマンが情熱的なタイプだったため、ビジュアルを重視した。