リーダーは「内なる旅」と「外への旅」に出よう
【ハーバードビジネススクール教授 竹内弘高(司会・ナビゲーター)】テクノロジーの進化とグローバル化の中でレジリエンスを高めていくことが重要だという(リンダ)グラットンさんの指摘です。柳井(正)さんはグローバル化に向けてレジリエンスを高めるには何が必要だと思いますか。

【ファーストリテイリング会長兼社長 柳井 正】グローバル市場を相手にしようとすると、10年後には当社の幹部の3分の2ぐらいは海外に行っているでしょう。そういう覚悟を持って働いてほしい。外国人の幹部はまだあまりいませんが、10年後には本社の3分の2ぐらいが外国人で占めているでしょう。おそらくは確実にそうなるのだから、社員にはまず考える前に海外に行って仕事をしろと言っています。日本人のだめなところは前もって準備しようとするところですね。初めは失敗するかもしれないけれども、試行錯誤してこそ現場感覚や異文化を身につけられるのです。それを個人として身につけることが一番大事だと思います。
とくに僕が重視しているのは、社員に世界の現実を知ってもらうことです。日々の業務において、目の前のことしか見えていない人が多いように思います。見えない世界に対する好奇心を持つこと、社会性や感情的なものをもっと大事にしないといけない。
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