帰社時の電車内はゲームしてもいい
2.夜の習慣
夜は、退社時間を決めておくことをお勧めします。だらだら残業をすると夜の時間はあっという間に仕事に浸食されます。もちろん、重要な仕事をしているのであればいいのですが、制限のない働き方は往々にして低い集中力でただ長い時間働いているだけで生産性が低いという結果をもたらします。
「未来工業」という、非常に生産性の高い会社があります。
この会社がユニークなのは、残業禁止というところです。朝、8:30出社、17:40分には退社します。この時間内で仕事が終わらないならば、何が原因か、どういう改善が必要かを常に改善し続けるといいます。だから、生産性が常に向上するというのです。
制限時間を設けて、その時間に何が何でも終わらせる執念を持つと全く仕事の効率は変わるのです。
さて、夜の習慣で目指したいことは、主に学びの時間に充てる、人間関係を広げる、趣味を楽しむ、疲れをとるなどです。
2つの場面に分けて習慣を考えてみましょう。
(1)帰宅までの電車時間
理想的な退社時間に帰ることが出来たならば、学びとリラックスのどちらを取りたいか、日によって選択出来るようにするといいでしょう。
例)学び
・本を読む
・オーディオ学習をする(講演や講座音声を聴く)
・アウトプットの時間に充てる(日記を書く、一日を振り返るなど)
例)リラックス
・YouTubeをスマホで見る
・ゲームをする
・ゆっくり窓の外の景色を眺める
(2)帰宅してから寝るまでの時間
厳密に言えば、帰りの通勤電車以外の時間をどのように使うかです。ここでは趣味や人脈を広げる、家族サービスまで固定するというより、1週間レベルで大まかに考えられるといいでしょう。
例)
・趣味の時間をとる
・セミナーや講座に通う
・人間関係を広げる
・癒しの時間を設ける(お風呂に入る、マッサージを受ける、ストレッチする、音楽を聴く)
ちなみに、今の私の朝の習慣は、次のとおりです。
・片づけ(オーディオ学習をしながら)
・1日の計画を緻密に立てる
夜の習慣は、リラックスに時間を取っています。
・ウォーキング(オーディオ学習をしながら)
・入浴(60分、本を読みながら)
・海外ドラマを見る
運動と入浴でリラックス習慣にしながらインプットの習慣を兼ねています。こうすれば、時間が有効活用できるので私は満足できます。
いずれにしても人によって良い生活リズムの形は異なります。
是非、全体の理想的な1日のスケジュールをつくってみて、朝と夜の習慣を考えてみてください。