“歴史的なウォン高”というわけではない

為替を利用した投資として、FXと並んで一般的なのが外貨預金である。大手銀行からネット証券まで、様々な金融機関で外貨預金が可能だ。なかでも値動きの激しい新興国通貨は新しい投資商品として注目されている。

数ある外貨の中でも最近、大きく動いているのが韓国ウォンである。円ウォン相場は、2012年12月には1円=15.75ウォンだったが、13年5月第2週には同10.82ウォンと、半年で30%以上のウォン高となった。

韓国から見て、ウォン高は対日赤字を減らす効果があるものの、同じ輸出で競合する日本に対し不利に陥るため、経済全体としてはデメリットが大きい。そのまま韓国経済じたいが疲弊していけば、ある時点からウォンは売られるだろう。しかし現時点で考える限り、今のウォン高傾向はもうしばらく続く可能性が高い。