3代目艦長の「誇りを感じた回答」

こうして建造が始まった戦艦「大和」は、昭和16年(1941)日米開戦直後に竣工。翌年から連合艦隊の旗艦となった。艦政本部のチームには、若手の松本喜太郎造船大尉が加わっていた。

牧野氏から聞いたところによると、それは「将来を考えた人事だ」という。

「次の世代の戦艦を計画するとき、一つ前の戦艦の基本計画で中心となった人は、年齢からいって、現場にいません。ノウハウを継承するために、若い人を入れるのです」