石破首相のリーダーシップの欠如とは
かねて石破首相は「俺は悪くない。自民党をここまで貶めたのは旧安倍派だ」とこぼしていたと、官邸関係者は明かした。宙吊り国会で野党の言い分に耳を貸し、困難な国会運営を強いられ、愚痴の一つも言いたくなるのは分かる。
しかし、衆院選敗北の一因に旧安倍派の「政治とカネ」問題を挙げるのは一定の理解はできても、そうであるなら先の通常国会でなぜ、政治資金規正法改正を最優先課題として実現できなかったのか。なぜ各党の思惑をじっと見守るだけだったのか。石破首相のリーダーシップ不足との誹りは免れまい。
自民党両院議員懇談会は、予定時間を大幅に超える4時間半におよんだ。その中で、64人が意見を述べ、石破首相続投支持はわずか6人だった。多くの自民党議員が、参院選を総括し、執行部は責任を取るべきだという主張を述べたのである。旧安倍派だけではない。さまざまな議員が石破首相に辞任を要求したのである。
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