「理想の姿」と「現実の自分」に苦しむ子供たち
程度の差こそあれ、誰でも自分の外見や容姿を気にすることはある。今日は前髪がうまくきまらない。どうも最近肌の調子が悪い。それは、大人も子供も感じることだ。だが、もしも子供が容姿を気にしすぎるあまり、「人前に出たくない」「友達とうまく関われない」などの状態になっていたら注意が必要だ。近年、にわかに注目されているのが「身体醜形症」という病である。
「容姿へのこだわりが少し強くなる状態は誰にでも起こりうることであり、それ自体は病気ではありません。『身体醜形症』との大きな違いは、日常生活に必ずしも大きな支障をきたすわけではないということ。身体醜形症になると、普段の生活を営んだり他者と関係を築いたりするのが難しくなり、その結果として本人が孤立感をもつこともあります」
身体醜形症になりやすい子供とそうでない子供には、どんな違いがあるのか。いくつもの要因があるが、その一つには真面目さや、頑張りすぎてしまう性格もあると大村氏は指摘する。つまり、「完璧を求めすぎること」が、図らずも病へとつながるのだ。
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