地域の掃除から、保育園児のお世話まで

「毎年、思うけれど、学園では地域貢献をやっているんです。地域の掃除をしたり、保育園に行って子どもたちの面倒を見たり……。それがとってもいいんだ。地域の人や子どもたちに尽くせば喜んでもらえる。子どもたちから感謝されたら、生徒は自信を持つ。成長するってそういうことなんです。

豊田佐吉は母親の苦労を見て自動織機を発明したけれど、他の誰かのためにやることが自分の成長につながる。章男会長が言うように、トヨタは数字を追ってはいない。他の誰かを楽にすることを考えるのがカイゼンだ。