絶大な権力者として描かれた女神
神話において、天照大神は相当に強力で、権力的な存在として描かれている。弟の須佐之男命が高天原に登ってきた際には、武装してそれを迎えた。弟が暴れると、それをかばったりして、姉らしいところを見せるものの、大国主命が国造りを終えると、そこは自分の子孫が治めるべき国だと国譲りを強要した。
神功皇后の夫である第14代の仲哀天皇が自らの命令に背くと、天照大神は住吉三神の力を借りて、天皇を殺害してしまう。そして、仲哀天皇の代わりに三韓征伐を命じられたのが神功皇后なのである。
伊勢神宮の創建は、それより前、第10代の崇神天皇の時代とされるが、宮中で地主神である倭大国魂神とともに祀られていた天照大神は、疫病をもたらす祟り神としての性格を持っていた。
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