「贅沢」とは自分を捨てることである
「3万円でできる贅沢」と突然言われても、私には何も思いつかない。とり立てて趣味もないし、常日頃欲しいと思っているモノを買っても、それはただの買い物と何ら変わらないような気がする。使い道をしばらく考えるために、とりあえず貯金するという手もあるが、それでは贅沢というより倹約になってしまう。やむなく国語辞典を引いてみると、「贅沢」はこう定義されていた。
「必要以上に金銭などを費して物ごとを行なうこと」
(『日本国語大辞典』小学館 昭和49年)
ある物事に対して必要以上にお金などを使う。重要なのはこの「必要以上」ということで、要するに帳尻を超えることなのである。そうなると、「3万円でできる」などと事前に帳尻を合わせるような発想自体がケチくさく、その発想の中にいる限り、贅沢などできないだろう。ここは「3万円で○○ができる」ではなく、「○○に3万円も使っちゃうの!」
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