元タカラジェンヌが「宝塚のハラスメント体質」を告発

元宝塚歌劇団員の東小雪ひがしこゆき氏は自分が団員時代に経験したイジメについて、「沈黙を破ってはどうでしょうか? そこにあったのは、本当に厳しい指導だけでしたか? よく語られる宝塚“愛”とは、いったい何を指してるのでしょう」と自身のブログで以下のような証言をしている。

「いつの時代もどこの組でもあることなんです。宝塚の体制が、構造そのものが、問題なんです。長時間労働もパワハラも、“厳しい上下関係”の中での当たり前の日常なので、『“いじめ”はなかった』と報告されるのでしょう。……パワハラもセクハラもあったのです。暴力を振るってはいけないし、暴力にあっていい人はいません。ご遺族の方の訴えを拝読して、どれほど、どのように追い詰められていったのか、よくわかりました。私もそうだったけど耐えたから、宝塚はそういう伝統だから、その人がたまたま心が弱かったから、ではすまされません。人が死ぬほど追い詰めるような『厳しい指導』や『伝統』や『愛』の在り方はおかしいと、匿名でもいいから、沈黙を破ってほしいと思います。本当はみんな、知っているのです」と以下のように呼びかけている。