「今から3年前、登場したばかりの頃のChatGPTは、とんちんかんな答えを数多く返していたんです。例えば『(楽器の)ラッパって何ですか?』と聞くと、『4本足の動物です』みたいに(笑)。

ただ、そこからの成長スピードがすごかった。2024年に大学の共通テストを解かせたところ、各教科の平均正答率が6割を超え、2025年に再び共通テストを解かせたら、今度は正答率が9割に達したそうです*2。点数の水準だけで言えば、もはや東大を受験できるレベルです。そして、ここまで到達するのに、たった3年しか要していないんです。