「小さい製品=安い」ではない

QWERTY方式の場合、スマホを両手で持って両方の親指でタイプすることが多い。それに対してフリック入力の場合、両手で持つ人もいるが片手で、という人も少なくない。フリック入力は片手で快適に入力することを前提に作られたものだから、「片手で持ちやすい、小さいスマホの方がありがたい」と考えるのはよくわかる。

携帯電話を使用する男性の手
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しかし、世界的に見ればフリック入力は少数派。それどころか「QWERTY以外の入力方法はない」と思っている人の方が多い。QWERTY方式ではスマホを両手で持つし、画面が大きい方がタイプしやすい。そうなると、「小さいスマホが欲しい」というフリック入力派のニーズはなかなか理解されづらい……ということになるわけだ。

そして3つ目が「小さい製品は安くないと売れない」というジレンマだ。