なぜミュージシャンが起用されたのか
1960年代後半、テレビにお笑い番組ブームが到来していた。おなじみの『笑点』(日本テレビ系)が始まったのも1966年である。
テレビ局はジャズ喫茶で新たなスター候補を探し始め、ドリフに白羽の矢が立つ。そうして誕生したのが、最高視聴率50.5%(世帯視聴率。関東地区、ビデオリサーチ調べ)をはじめ高視聴率を連発して「怪物番組」と呼ばれた『8時だョ!全員集合』(TBSテレビ系、1969年放送開始。以下、『全員集合』)だった。
当初TBSは、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系)ですでに茶の間の人気者になっていたハナ肇とクレージーキャッツをメインにと考えていた。だがプロデューサーの居作昌果は、ドリフの起用にこだわった。
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