便秘で肝臓が疲弊する

ここからが本題で、便秘によって肝臓にどんな悪影響があるのでしょう。

便がしっかり排泄されずに腸内にとどまっていると、腸では必要以上に栄養を吸収し続けます。便が出ないと体が重いのは、単に排出されない便の分だけ体重が重くなるという話ではなく、過剰に栄養を吸収して“太りやすくなる”のです。太りやすい体質のままでは、脂肪肝の改善に時間を要します。

尾形哲『肝臓から脂肪を落とす食事術【増補改訂版】』(KADOKAWA)
尾形哲『肝臓から脂肪を落とす食事術【増補改訂版】』(KADOKAWA)

それだけではありません。便が出ないと腸内にメタンやアンモニア、発がん物質などの毒性物質が増え、それが腸管のバリアを超えて血中に溶け込みます。その毒にまみれた血液が、全身を巡る可能性が出てきます。