犯罪組織につけ込まれやすい構図に

今の若い世代は、幼少期から安直で即効性のある情報に触れることで、楽して効率的に稼ぐのが賢いという価値観が当然のことのように身についている。そうして自然と、安い給料の職場に就職したり、現場仕事のきついバイトで汗水たらして堅実にやりくりするよりも、もっと賢いやり方でスマートに立ち回りたいという思考回路になる。

言い換えれば、少年の心理の中にも、犯罪組織につけ込まれやすい構図が出来ていると言えます。

中には、闇バイトの報道で警戒心が高まっていることを見越して、あえて報酬を低く設定する募集案件もあるかもしれません。昨年秋から、大手求人サイトやバイトアプリでも、闇バイトに対する警告の文言が掲載されるようになりました。仮に、安全に思えるプラットフォームで日給1万円と募集されていれば、まさか闇バイトだとは思わないでしょう。犯罪組織と取り締まりはいたちごっこだなと感じます。