体育からでも学ぶことがある

まず、1960年代の子供たちの投げる力がなぜ強かったのかというと、「メンコ」の影響が考えられます。昔はメンコで遊ぶ子供たちが多かったため、ものを投げるという習慣があったのです。メンコを叩きつけるあの動きは、実はボールを投げる動きと同じでしたが、その遊びがなくなってしまい、また野球やソフトボールをすることも少なくなってしまったため、ボールを投げる力が低下してしまっているのです。

キャッチボールをしている子供
写真=iStock.com/ziggy_mars
※写真はイメージです

そしてボールを投げる力が低くなってしまうと、肩の筋肉が落ちて、肩こりや腰痛の原因になってしまうことがあるとのこと。このようなことを考えるのは純粋に面白く、体育にもいろんな効果があるんだな、と感心しました。

このように、自分自身も含めて日本人はどの筋肉が落ちてきているのか、どんなスポーツや身体運動が得意に、そして苦手になってきているのか、そしてどうすれば問題を解決できるのかを考えるという経験は他になくて、面白かったです。