“ギリギリで合格”すると学力が伸びにくい

このとき話題になるのは、「比較的入りやすい学校に上位で合格する」のと「入るのが難しい学校に下位で合格する」のとどちらが良いかということです。「鶏口となるも牛後となるなかれ」という言葉がありますが、教育経済学の研究によれば、この言葉は真実であることがデータで示されています。「小さな池の大魚効果」と呼ばれています。

ある学校の中で上位(鶏口)にいる子は、追い風を受けて学力が伸びやすくなります。その理由はすべてが解明されたわけではありませんが、どうやら自信を持てることが要因のひとつになっているそうです。気分良く勉強していくうちに、成績が伸びていくということです。

一方で、ギリギリで合格し、その学校の下位(牛後)に位置すると、向かい風にあい、学力が伸びにくくなります。鶏口の逆で、自信を喪失してしまうことが理由のひとつです。